季節はようやく冬の折り返し地点。例年に比べ日中と夜の寒暖差は特に厳しく、体調を崩している方も多いかと思います。
そしてバレンタインデーを境に、花粉の飛散が始まる時期でもあります。とても憂鬱な季節ですね・・・。
今回のお題は花粉症です。『花粉症と食生活の関係』について、掘り下げてみたいと思います。

花粉症は誰もが発症する可能性があります
花粉症はスギだけでなくマツ、ブタクサなど、人によりアレルゲンは様々です。アレルギー体質の人は花粉症になる可能性が高いのですが、アレルギー体質でない人も長年花粉を取り込んで、体内の一定の許容量を超えると突然花粉症が発症する可能性はあります。

高タンパク・高脂質の食事との関係
昭和40年代以降、日本人の食生活は欧米化が進み、肉類の摂取量が増えて高タンパク・高カロリーの傾向になってきました。
そのような食生活の変化と、花粉症の増加の関連性が指摘されています。花粉症の症状がでたら、できるだけ高カロリーになりがちな食事などは控え、幅広い食べ物から様々な栄養素や成分がとれるようにバランスを心がけましょう。

タンパク質の摂りすぎはダメ?
タンパク質は、免疫機能を高めるためにも必要な栄養素なのですが、摂りすぎると免疫機能が過剰に働き症状がひどく出てしまうようです。
花粉症が気になる季節、また症状が出た時などは高カロリー食にならないように脂肪の多い肉類は避けて、赤身肉やささみ、また魚などを適量食べましょう。青魚などに多く含まれている不飽和脂肪酸のEPAやDHAは、アレルギー症状を抑える働きがある、との事です。

ビタミン、ミネラルをしっかり摂ろう
ビタミンやミネラルなどはカラダの機能をスムーズに働かせるのには欠かせません。
特にビタミンB6は、免疫機能を正常に維持するのに必要で、不足するとアレルギーが出やすくなると言われます。
また花粉症の症状である鼻や眼の粘膜の炎症、かゆみは、活性酸素が増えるとひどくなります。
ビタミンCやビタミンA、ビタミンEなどは、抗酸化作用のある栄養素です。
ビタミンやミネラルが不足しないようにするには、もし外食や市販の総菜を買うにしても、洋食と比べて脂質が少ない和食の定食(ごはんを主食に、主菜、副菜と様々な料理の組み合わせ)がおすすめです。鶏からあげのような主菜だけのものではなく、さらにもう1品青菜のお浸しや、海草の酢の物等を追加する位、野菜や海草、豆類などを意識して摂った方がよいでしょう。

甘いものは控えめに!
ケーキやアイスクリームなどの甘い食べ物は、食べ過ぎると炎症を起こしやすくなるといいます。
食養生でも、甘いものや冷たい食べ物は「陰性」と言って体を冷やすので、血行を悪くし症状を悪化させると言われます。

アルコールや香辛料も控えめに
唐辛子などの辛みの強い香辛料をたっぷり使った食品やアルコールなどはそのもので花粉症を引き起こすものではありませんが、粘膜の毛細血管を刺激して鼻水がひどくなることもあります。また、タバコの煙に含まれる有害物質も鼻の粘膜を刺激し、体内の活性酸素を増やし、花粉症の症状を悪化させてしまうようです。自分だけではなく、周りにいる人のためにもぜひタバコは控えましょう。