~体を温めて免疫力を上げる~

身体を温めると、エネルギーを使わずに体温もどんどん上がりやすくなります。
そして、身体の免疫力を支えている白血球も活発になってきます。
特に白血球の中でも『リンパ球』が強くなり、風邪のウイルスを攻撃して身体を守ってくれます。

~実はお風呂も効果的~

現在では、お風呂で体を温めて血行を良くし、身体の新陳代謝を盛んにすることが風邪を早く治すのに効果的だと考えられます。
血行が促進され、自然治癒力も向上するため体は温めることで元気になります。
また風邪のウイルスは熱に弱いため、 体を温めた方がウイルスの排除も容易になります。
ただし、体温が38度を超えるような本格的な風邪のとき・嘔吐やひどい下痢があるときは控えたほうがよいとの事です。
長湯を避け、お風呂から上がったあとはすぐに水分をしっかり拭くようにし、早めに就寝しましょう。

~睡眠と安静~

人間は睡眠中に免疫力が高まり、病気を直そうという自然の力が働きます。
ただ、喉の粘膜が乾くと風邪の原因となるウイルスが体内に侵入しやすくなってしまいます。
加湿器があれば湿度は60~80%くらいに設定します。
ウイルスは空気が乾燥した状態で活動が活発になり、逆に湿度が高いと死滅するそうです。
(ベッドの横にお茶やスポーツ飲料のペットボトルなどを置き、ストローを挿しておくと起き上がらずに喉を潤しやすいです:筆者)
熟睡して抵抗力を付けるため、睡眠の前にリラックス効果のあるカモミールティーを飲むのも良いでしょう。

~水分補給~

熱による発汗や痰(たん)の排出で身体の水分を失い脱水症状にならないようにしましょう。水分補給には喉を湿らせる効果もあります。発汗がある場合は、電解質入りのスポーツドリンクなどで上手に水分補給をするのが有効です。
厚着で布団に入ったり、暖房で無理に発汗を促すのはあまりよくないそうです。

~食事と栄養~

ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンC・たんぱく質を含む食品を選ぶと良いそう。肉・魚・豆腐などはたんぱく質が豊富です。それらの栄養が溶け込んだ汁も頂ける鍋物であれば、体温も上げることができ一石二鳥です。
また、たまご酒・ねぎ味噌・しょうが湯・ニラかゆ・ホットミルクなどの伝統的食品もお勧めです。
ただし食欲が全くない場合には無理に食べなくてもよいとの事。
胃の中に食べ物がたくさん残った状態で寝ると、身体が消化活動に掛かりっきりになり、体の修復が十分に出来ません。
食欲がないときは無理に食べず、空腹で寝てしまった方が風邪は長引かないそうです。(その場合でも水分は充分摂るようにしましょう)。